平成24年度PA会一般研修(第3回)のご報告

 平成25年2月5日(火)に、弁理士会館地下1階A・B会議室において、第3回一般研修を開催しました。
 本研修は、弁理士・弁護士の浅村昌弘先生を講師にお招きして、「日本の特許判例の最新動向 ~進歩性を中心に~」と題するテーマでご講義をしていただきました。
 ご講義においては、近年の審決取消訴訟に関するデータと代表的な裁判例をご紹介いただき、進歩性についての知財高裁の判断の傾向を議論していただきました。進歩性を容認する判決が増える傾向が見られる一方で、一部の分野では進歩性の基準が厳しい判決も見られるとの興味深い動向も紹介していただきました。
 また本研修は、名古屋会場にもTV中継にて配信いたしました。
 本研修は、54名の方々にご参加いただき盛況となりました。また研修終了後には、東京会場では浅村先生を囲んで総勢21名の参加者及びスタッフの懇親会が盛大に開かれ、また名古屋会場でも参加者及びスタッフによる懇親会が開かれ、交流を深めることができました。

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