平成24年度PA会新人研修(第5回)のご報告

毎年恒例の商標演習を今年も実施しました。本年も毎年御担当頂いている押本先生、古関先生、神林先生の3先生により3つのグループに分かれてディスカッションを行いました。先生方の司会進行の元、ディスカッション形式で各事案の類否判断及びその理由について議論していただきました。今年は、昨年の新規合格者が14名も参加され、フレッシュなメンバーでの開催となりました。

題材となったのは近年の審決事例4件で、いずれも類否判断に迷うケースばかりでした。題材を事前配布していたこともあり、参加者一人ひとりが自身の見解を発表して意見を戦わせる、非常に白熱した議論が展開されました。

各グループの議論が終わった後、グループ毎の類否判断結果と意見の発表が行われました。本年はグループ毎の発表において類否判断が分かれることもなく、昨年までに無い珍しい発表結果となりました。

各グループの発表後、講師の先生方より講評を頂きました。この研修を通して、参加者の方々は、他の参加者の意見から気がつかなかった着眼点を見つけたり、講師から長年の経験に基づいたアドバイスを受けたりと、実りの多い研修となったものと思われます。また、講師の先生方による豊富な説明資料も、実務において非常に役に立つものであり、有益な研修になったと思われます。

このように、研修は盛況の中で終了いたしました。研修終了後に行われた懇親会には、講師の先生方を含め多くの受講生が参加し、閉店の知らせがくるまで交流を深めていました。

以上

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